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お客さまに会いに行きました

コーヒーをお客さまが楽しむ時間、そして共に過ごす毎日。
そこには、お客さまそれぞれのエピソードがあります。
初めて召し上がっていただいたきっかけや、ご感想をお聞きしたくて、
土居珈琲 土居陽介がお客さまをお訪ねしました。

第二回
門間さま ご夫妻(東京都)
(2017/08 取材)

きっかけは、会社に勤めていたころにインターネットで発見したことでした。

門間さまから2002年に、はじめてご注文をいただいてから、もう10年以上ご愛顧いただいております。何をきっかけに当社のコーヒーをご購入いただいたのでしょうか?

きっかけというのは、会社に勤めていたころにインターネットで発見しました。土居さんのホームページに書いてある内容が、自慢するというのではなく“我々はこうやって、美味しいコーヒーを作っています”という内容で、「これはいいかな」と感じて注文をしました。

実はうちの主人、コーヒーが嫌いだったんですよ。

当社のコーヒーの味の感想はどのようなものだったのでしょうか?

じつは、他社のコーヒーを結構買っていました。ただ、よその会社のコーヒー豆は、大きさがふぞろいだったんです。それにひきかえ、土居さんのコーヒーは、豆のおおきさが全部そろっているし、袋をあけると香りがすごく良い。「ああ、これはすごいな!」とすぐに思いました。いままで飲んできたコーヒーと、ぜんぜんちがったんです。よそのコーヒーは、薄くいれると、なにも香りを感じない。土居さんのコーヒーは薄くいれても、香りが良くて、すごく美味しい。実はうちの主人、土居さんのコーヒーを飲むまでは、コーヒーが嫌いだったんですよ。

飲まなかったね。私は刺激が強いものはダメでした。缶コーヒーとか飲んだときに苦味が強いじゃないですか。ですから、コーヒーは飲まなかった。たまたま、土居さんのコーヒーを飲んだら飲みやすかった。他社のコーヒーより、味がすっきりしている。それから、ずっと飲むようになりました。

私どもは日本人の食文化に沿ったコーヒーの味の創造を考えているので、ご主人さまのような感想を言っていただけると、とても嬉しいです。

ですから、もう10年以上、私は、ずっと土居さんのコーヒーばっかり飲んでいます。もらったりすることもありますが、ちょっと濃すぎてあわない。だからアメリカンにすると、今度は薄くなってしまって。

もう土居さんのコーヒーを頼みつづけているほうが安心だし、楽だから。飲みやすいのはわかっているし、よそのコーヒーを飲んでも苦味とかわからないじゃないですか。

うちは私の父が、コーヒーが大好きでした。それで、私を連れて喫茶店に行く。父はコーヒーを飲んで、私はアイスクリームを食べたりとか、そんな時代がありました。ちいさいころから、コーヒーが身近に感じられて。大人になっても、コーヒーを飲むことは、ずっと続いていますね。

お二人のお話をお聞きしていると、すごく夫婦仲がいいなと感じます。 そういう姿を見させていただくと、すごく嬉しいです。

人同士の生のコミュニケーションが、やっぱり、いちばんいいよね。

愛犬 さくらちゃんと

でもこうやってお会いする日が来るなんて、夢にも思っていませんでした。

こうして会って話をするのはうれしいね。今はスマートフォンとか人と会わないですまされていくけど、うちはホテルの予約とかも電話でするから。

私たちの世代ってインターネットで申し込んで「これ本当に申し込めているのだろうか?」って心配になってしまう。電話だと直接、その旅館の受け付けの人と話しができるから、ちゃんと確認もできるし、それ以外のことも伝わってきますよね。顔は見えなくても、声を聞いてっていうのが、いちばん安心できるような気がします。

いや、安心だけじゃないと思うよ。やっぱり、相手の声が聞こえるっていうのはぜんぜんちがう。いくら画面に「登録できました」とか「ちゃんと予約されています」とか表示されても「ほんとうに大丈夫かな」って(笑)。そういう人同士の生のコミュニケーションが、やっぱり、いちばんいいよね。

お客さまとのコミュニケーションを、より大切にしていきたいと思います。本日は本当に良い話をありがとうございました。これからもよろしくお願いいたします。

こちらこそよろしくお願いいたします。

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