■ポールさん、シッパーという仕事をされているということですが、シッパーとはどういう仕事なのか、具体的に教えてください。
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 ■コーヒーについて語るポール氏 (ドイコーヒー社内にて)
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はい、シッパーとは、つまり、輸出業者です。
主な仕事は、 簡単に言えば: 1)農園などの生産者からの原料買い付け 2)原料の脱穀、 輸出向け精選 3)輸出までの間の保管 4)輸出 (コンテナー詰め等) となります。
これらの仕事に付随して: 1)原料買い付け時、 精選後、 輸出前の品質チェック 2)顧客の要望に応じた銘柄の探索 3)生産者へのマーケット情報の提供や、融資などのサービス 4)生産者への農事指導 5)顧客への生産地情報の提供 6)顧客の生産地視察時のアテンド なども仕事となってきます。
たとえば日本のお客様より希望するコーヒー、たとえば単一農園で、完熟したコーヒーの実を収穫した農園の銘柄をリクエストいただいたとします。
私の場合ガテマラが守備範囲ですので、広いガテマラの中で、私たちが今まで集めた情報や経験をもってそのリスエストを満たす農園の銘柄を探し出し、日本に輸出する一連の流れをスムーズにいくようコーディネイトしたりするわけです。
わかりやすく言うと、コーヒーに関しての裏方の仕事です。
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| ■なるほど、ではいろいろな農園をご自身の目で見て歩くわけですね。ではポールさんは農園にはじめて行く際、最初に何を見ますか? |
私の場合農園オーナーのパーソナリティー(性格)ですね。
ビジネスですのではじめて会ったとき、こちらもいろいろ厳しいことを言います。
たとえばこの農園の銘柄をもっとこのようにすることで、品質がより高いものが収穫できると思うのだが、そういう希望に応えてくれるのか?といった要望を出すわけです。
ほかにもこういうように改善できるか?納期は守れるのか?この量を守れるか?などなど
そういう厳しいことを言ったとき、具体的に策を考えて返してくる人であれな大丈夫です。
しかし残念ながら具体的方法も出さずに、すぐに「OK、わかった。おれにまかせてくれ」とカンタンに返答するオーナーはだめですね。
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| ■なるほど、まずは人間のもつ人間性の要素が満たされないと、いい銘柄も出来上がらないということでしすか。 |
そのとおりです。
ガテマラにはたくさんの農園があり、それぞれにオーナーがいるわけです。そうした中にはかなり強欲なオーナーもいれば、いい加減なオーナーもいれば、熱意にあふれたオーナーもいます。
いろいろな人がいることは問題ないのですが、人の要素が満たさなければ、やはり長いつきあいができません。
私がつきあうオーナーはどちらかと言うと地味な人、自分の仕事に対してじっくり取り組むというオーナーの方が多いですね。
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