いつもコーヒーのことばかり考えている人のために。土居珈琲

2018年、仕事始めの日。

焙煎窯の点火スイッチを押します。

昨年、徹底的にメンテナンスした焙煎窯のバーナーから発する青白い炎は、
美しさを感じるほどです。

「焙煎士は自分が使う焙煎窯のメンテナンスを、完璧にできるようになって一人前」。
昨年亡くなった父、土居博司は、いつもこう言っていました。

焙煎釜のバーナーから発する炎は、日々のメンテナンスを怠ると、
とたんに不完全燃焼をおこします。
そうなると、コーヒーの焙煎も不安定になります。

ですから、焙煎釜からともる炎に、父はいつも注意を払っていました。

焙煎釜から、ともる美しい炎。

暖機運転をじっくりおこなって、生豆を釜に投入。
回転するドラムのなかで、ぶつかりあうコーヒー豆。
焙煎度合いを確認しながら、釜のふたをあける。
猛烈な白い煙とともに、コーヒー豆が高熱をまとい、釜の外にはなたれる。

この一連の作業は、“完全燃焼”する美しい炎が、あってこそです。

今年も、土居珈琲に期待をもって注文いただくお客さまのコーヒーを、
焙煎釜の炎同様に、わたしをはじめ、スタッフ全員が“完全燃焼”することで、
作り出していきたいと考えております。

今年も土居珈琲をご愛顧のほど、よろしくお願いいたします。

土居珈琲 焙煎士

土居 陽介