古来から存在する「原種」のコーヒーの木。
生育はむずかしく、コーヒーの実を収穫するまで育てることは
不可能と言われ続けてきました。
今回、ご紹介する3人のつくり手たちが
原種のひとつ『ゲイシャ種』のコーヒーの木を復活させ
わたしたちが、その味を楽しめることとなりました。
多くの困難を乗り越えたすえに作り出された味わいは
それぞれに、つよい個性をもちあわせています。
決して、一般的とはいえません。
だからこそ、お客さまには楽しんでもらいたいとも思っています。
ぜひ、お楽しみください。
グァテマラ サンタクララ農園 ゲイシャロット
【 テイスティング評 】ジャスミン、ベルガモットなどの華やかな香り。なめらかな口当たり。はちみつのようなやさしい甘み。
1883年に設立された歴史ある農園。標高1800mの斜面の上でつくりだされました。ジャスミン、ベルガモットを感じさせる華やかな香り。すこし深煎りに仕上げることで、濃密なボディをもつ味わいに仕上げます。
コスタリカ ロス・ピニトス農園 ゲイシャロット
【 テイスティング評 】マスカット、アップルなどの風味。フルーティできれいな酸味。透明感のある味わい。
コーヒー栽培に100年以上の歴史をもつ農園。現在のオーナーは3代目農園主フランシスカ氏とオスカール氏。マスカット、アップルを感じる香りの美しさは、「ゲイシャ種」のコーヒーならでは。桃を連想させる繊細な甘みと、ミルクチョコレートのような風味も持ち合わせています。
エチオピア テスティ・クラウン・ゲイシャ農園
【 テイスティング評 】華やかな香り。ストロベリーやピーチのような風味。きれいな酸味と甘みの余韻が心地よい。
完熟果実のみを手摘みで収穫しました。取りだした生豆を約21日間、ゆっくりと天日によって乾燥させました。ゲイシャ特有の華やかな味わいに、ワインのような複雑な風味が加わったものに仕上がっています。
お客さまからよくいただくご質問について
抽出するコーヒー器具にあった"粉の挽き目の目安"を教えてください。
土居珈琲では、より美味しいコーヒーをお楽しみいただくために、お使いの器具にあった“挽き目”をお選びいただけます。器具がお分かりにならない場合は、“中挽き”をお選びください。

豆のまま
豆から粉に挽く時が、その銘柄が持つ香りを一番強くはなつ瞬間です。よりコーヒーの香りをお楽しみいただくために、淹れる直前に豆から粉に挽くことを土居珈琲ではおすすめしています。

粗挽き(カフェプレス用)
ザラメ糖ほどの大きさ。カフェプレスのように、お湯とコーヒーの粉が直接触れるたてかたに向いています。 【適した抽出器具】カフェプレス / パーコレーター / ケメックス

中挽き(コーヒーメーカー用)
ザラメ糖とグラニュー糖の中間ほどの大きさ。コーヒーメーカーをはじめとした、多くの抽出方法に対応する挽き具合です。 【適した抽出器具】コーヒーメーカー / ネルドリップ / カフェオールドリッパー

細挽き(ペーパードリップ用)
パウダーに近いグラニュー糖ほどの大きさ。これより細かい挽き具合はエスプレッソ用となります。 【適した抽出器具】ペーパードリップ / サイフォン / 水出しコーヒー

極細挽き(エスプレッソ用)
手にとっても粒の感覚をほぼ感じない、小麦粉ほどの大きさ。エスプレッソ抽出の際にご指定下さい。 【適した抽出器具】エスプレッソマシン
コーヒーの保存方法について。
光を通さない密封性の高い容器に詰め替えて、湿気の少ない冷暗所に常温で保存してください。