コーヒーの実から、生豆を取り出す作業を「精製」と呼びます。
コーヒー生産において、とても重要な作業です。
まず、コーヒーの実は、木から摘み取った瞬間から腐敗がはじまります。
ですから、すみやかに果肉を取りのぞかなければなりません。
果肉がついたまま時間が長く経過すると、生豆がダメージを受けてしまうからです。
取り出された生豆は、大量の水を使って洗われます。
この水は、ミネラル分を多くふくむ清涼な天然水でなければなりません。
そうした水でなければ、透明感のある澄みきった味わいは生まれないからです。
洗われた生豆は、太陽の光を当てて乾燥されていきます。
じっくり時間をかけて、乾燥させなければなりません。
そうすることで、味にふくらみが生まれるからです。
わたしたちは、この作業すべてが完璧になされたことをもって
「美しき精製」と呼んでいます。
今月は、「美しき精製」によって作り出された銘柄を
取りそろえることができました。
ぜひ、お楽しみください。