2022年4月『手と手 Connection Plan』

最先端の「香り」を堪能する銘柄セット

『手と手 Connection Plan』 『手と手 Connection Plan』 『手と手 Connection Plan』 『手と手 Connection Plan』

最先端の香りをもつコーヒーをお楽しみください。

コーヒーの魅力は香りにあると言っても過言ではありません。

わたしどもがコーヒーを選ぶときに注目しているのは、
香りのつよさにくわえ、どのような種類の香りが感じられるかです。

従来では、“ナッツ”、“トースト”と表現されるものが
コーヒーの香りの定番でした。

しかし、近年になって、香りに大きな変化が生まれました。

農園単位でコーヒーを輸出するようになった結果、
つくり手たちは、独自の香りをもつコーヒーの創造に
試行錯誤を重ねたからです。

彼らの取り組みによって、コーヒーの香りは、
“フルーツ系”や“スパイス”、“花の香り系”のものが
感じられるまでに進化しました。

今月は、こうした最先端のコーヒーの香りをもつ銘柄を
50種類以上のなかからお選びしました。

口にしたときにひろがる香りの“華”を、ぜひ、お楽しみください。

  • ブラジル モンテセサール組合
    環境保全に注力するモンテセサール組合がつくり出す銘柄。組合に所属する34農園が、風よけや土壌乾燥を防ぐために樹木を植林。土をほぐして土壌を改善するなど、自然の力をいかしたコーヒーづくりをおこなっている。
    【ティスティング評】豊かなフレーバー。透明感のある酸味、ブラウンシュガーのような甘みとのバランスが良い。
    環境に配慮したコーヒー栽培をおこなっている
  • エルサルバドル マラカラ農園
    完熟果実を傷つけないように、カゴを使用して手摘みで収穫。4代目農園主ホセ・ギジェルモ・アルバレス氏の「どれかひとつでも欠ければ良いコーヒーはできない」という考えによって、この味わいはつくられました。
    【ティスティング評】ベリー、柑橘系フルーツ、チョコレートなどの香り。明るい酸味とマイルドなコク。黒糖のような甘み。
    4代目農園主ホセ・ギジェルモ・アルバレス氏
  • グァテマラ エル・コンスエロ農園
    1950年からコーヒー生産をつづけるペレスファミリーが運営する農園。特筆すべきは、農園設備のメンテナンスや農園の清掃を徹底していること。常に清潔な状態を保ちながら、透明感のある味わいをつくり出している。
    【ティスティング評】なめらかな口当たり、透明感のある味わい。明るい酸味と柑橘系のフレーバー。
    常にきれいな状態を保ち、コーヒーを生産している
  • ニカラグア エル・スヤタル農園
    ヴァジャダレスファミリーが1975年から運営している農園。気候条件や生産工程におけるコーヒーの品質をデータとして管理。常に高品質な銘柄をつくり出すとりくみをつづけている。
    【ティスティング評】キャラメル、ピーチなどのフルーティな香り。柔らかな口当たり、苦味と甘みのバランスが良い。
    農園主ルイス・エミリオ・ヴァジャダレス氏
  • パプアニューギニア バロイダ農園
    1960年から3世代にわたりコーヒー栽培をつづけている農園。直接日光があたらないよう、日よけの木を植えてコーヒーを生産。肥料を最低限におさえて栽培するという伝統農法によって、産地特有の風味をひきだしている。
    【ティスティング評】ベリー、レーズンのような風味。ハニーのような柔らかい甘み。まろやかな口当たり。
    肥料を最低限におさえて栽培している