2022年7月『手と手 Connection Plan』

新豆の味わいを楽しむ銘柄セット

『手と手 Connection Plan』 『手と手 Connection Plan』 『手と手 Connection Plan』 『手と手 Connection Plan』

「小さな焙煎」で仕上げた“新豆”の味わいを
お届けいたします。

「これはむずかしい」
“新豆”を焙煎するとき、釜の前に立ちながらいつも思います。

当年に産地から収穫された生豆を、“新豆”とよびます。
この生豆は、内部に多くの水分を含みます。
この水のなかに、味を表現する成分が多く含まれます。

ただ、この状態の豆を、焙煎するのはとてもむずかしいのです。
焙煎している間、豆の状態にあわせて、そのつど火加減を細かく
調整する必要があります。

火は強すぎても、弱くてもいけません。
工夫しながら、少量ずつ焙煎する。
わたしどもの「小さな焙煎」が、もっとも本領を発揮する豆です。

流通において、各国とも多くの障害があるなか
今回、「手と手 Connection Plan」にご参加いただいている方に
お届けする分だけ手に入れることができました。

  • グァテマラ バイロン・ホルコムセレクト
    サンタロサ県アヤルザ地区でコーヒー鑑定士として活躍するバイロン・ホルコム氏が、小農家たちとつくりだす銘柄。収穫と精製にこだわり、豊かな味わいを生みだしています。
    【テイスティング評】
    甘いオレンジの酸味。ミルクチョコレートのような口当たり、透明感のある味わい。後口の余韻が心地よい。
    コーヒー鑑定士 バイロン・ホルコム氏(右)
  • ブラジル ハインニャ農園(イエローブルボンロット)
    1890年からつづく歴史ある農園。コーヒー生産において優れた気候をもつ標高約1300mで高品質なコーヒーをつくりつづけている。過去に“カップ オブ エクセレンス”入賞実績あり。
    【テイスティング評】
    ヘーゼルナッツの風味。フルーツのような明るい酸味。味わいのバランスが良い。
    ブラジルでは高地に位置する標高約1300mでコーヒーを栽培
  • パプアニューギニア キガバー農園(ティピカロット)
    1960年ごろに設立した農園。昔ながらの伝統農法をいまでもつづけている。完熟果実を手摘みで収穫。さらに天日乾燥で、じっくりと仕上げました。
    【テイスティング評】
    なめらかな口当たり。柑橘系のきれいな酸味と甘みを感じる。
    手間ひまのかかる天日乾燥で仕上げました
  • コロンビア ナリーニョ・コンドルプロダクト
    コーヒー生産地として有名なナリーニョ県。輸出業社コンドル社が、現地の小農家たちのつくるロットのなかから、彼らの高い基準をみたすものだけを厳選しました。
    【テイスティング評】
    華やかでフローラルな香り。明るいオレンジ系の酸味と甘みを感じる。
    良質なコーヒー生産地として知られるナリーニョ県の銘柄
  • タンザニア ニティン農園(ブルボンロット)
    1961年からつづく農園。標高約1800mで手間ひまのかかる日よけの木のもと、コーヒーを栽培。アフリカンベッドによる天日乾燥で、豊かな味わいをつくりだしています。
    【テイスティング評】
    チョコレートのような香り。明るい酸味、しっかりとしたコクと甘み。
    手間ひまのかかるアフリカンベッドで天日乾燥しています