2023年6月『手と手 Connection Plan』

「組み合わせ」がつくりだした味わいを楽しむ銘柄セット

『手と手 Connection Plan』 『手と手 Connection Plan』 『手と手 Connection Plan』 『手と手 Connection Plan』

小さなつくり手たちのコーヒーを組み合わせることで、単一農園のコーヒーを超える味わいをつくりだしました

組み合わせることでしか、
味わえないコーヒーがあります。

単一農園のコーヒーが、今のはやりです。
しかし、このトレンドには問題もあります。
大規模農園のものが中心になることです。

機械を導入することなく、昔ながらの農法で
手間と時間をかけてコーヒーづくりをしているつくり手たちがいます。
彼らがつくるコーヒーは、生産量が少なく、
自分たちがつくるものだけでは、輸出単位に満たないことが課題でした。

しかし、わたしどもは、一般の市場では目にすることができない
こうしたコーヒーこそ、お客さまにお届けしたいと考えました。

そのための“解”は、ひとつひとつの力を合わせることでした。
彼ら、小さなつくり手がつくるコーヒーを組み合わせることで、
輸出を可能にすると同時に、単一農園のコーヒーを
超える味わいをつくりだしました。

問題は焙煎です。このコーヒー豆は、ロットごとに状態が変わります。
ですから、そのつど焙煎釜の火加減と時間を
細かく調整する必要があるため、大量におつくりすることはできません。

『手と手』にご参加いただいているお客さまに、
もっともふさわしいコーヒーが、現地より届きました。
ぜひ、お楽しみください。

  • ブラジル レクレイオ農園
    (イエローブルボンロット)
    農業技師でもある農園主ジオゴ・ジアス氏が「過去を尊重し、未来を創造する」をモットーにコーヒーづくりに尽力。過去に“カップ・オブ・エクセレンス”入賞実績あり。
    【テイスティング評】
    フルーティな香り。ミルクチョコレートのような甘みと心地よい苦味。なめらかな口当たり。
    5代目農園主 ジオゴ・ジアス氏
  • ウガンダ ルウェンゾリ・チャガラニプロダクト
    ウガンダの輸出業者「チャガラニ社」が、西部ルウェンゾリ地区でつくりだす銘柄。小農家たちが手摘みで収穫した完熟果実をさらに選別。天日乾燥で仕上げました。
    【テイスティング評】
    軽やかな柑橘系のフレーバー。やわらかな酸味、やさしい甘みの余韻を感じる。
    天日乾燥で時間をかけて仕上げました
  • ボリビア ビオ・アラビカ生産者組合
    ラ・パス県カラナビ郡の山間地帯、45名で構成される生産者組合による銘柄。日よけの木のもとでコーヒーを栽培。手仕事で収穫作業と天日乾燥を行っています。
    【テイスティング評】
    オレンジ系の甘い香り。チョコレートのようなコク、味わいのバランスが良い。
    日よけの木のもとでコーヒーを栽培しています
  • コロンビア マグノリア・ゴンザレスセレクト
    輸出業者オラム社。約20年の経歴をもつ珈琲鑑定士マグノリア・ゴンザレス氏。彼女とオラム社が、「毎日、飲みたくなる味わい」をコンセプトに味づくりしました。
    【テイスティング評】
    ローストナッツのような香ばしさ。柑橘系の酸味、やさしい甘みとすっきりとした後味。
    珈琲鑑定士マグノリア・ゴンザレス氏
  • グァテマラ 土居珈琲ミックスアップ(小農家ロット)
    南部に位置する3つの異なる地域の小農家たちによる銘柄を使用してブレンドをおつくりしました。グァテマラ特有のさまざまな風味の組み合わせをお楽しみください。
    【テイスティング評】
    ナッツ、チョコレートなど、グァテマラ特有のさまざまな風味。明るい酸味、カラメルのようなやさしい甘み。
    小農家の手仕事がつくりだした銘柄を使用しました