2023年7月『手と手 Connection Plan』

伝統とあたらしい技術の融合がつくりだした銘柄セット

『手と手 Connection Plan』 『手と手 Connection Plan』 『手と手 Connection Plan』 『手と手 Connection Plan』

昔ながらの農法をまもりながら実験的な味わいを生みだす、小さなつくり手たちがいます

この夏は、“ニューワールド”からの
銘柄をご用意しました。

ワインにおいては、「新世界(ニューワールド)」とよばれる国から、
ヨーロッパ産のものを凌駕するボトルが生まれるようになりました。

おなじくコーヒーでも、ペルーやメキシコなど
“ニューワールド”というべき国のコーヒーが、
近年、めざましい向上をとげています。

その理由は、彼らの多くが伝統農法とあたらしい技術の融合に
挑戦していることにあります。

この進化の味わいをお楽しみいただこうと考え、
今月の『手と手』は、“ニューワールド”のつくり手たちによる
コーヒーをとりそろえました。

ぜひ、お楽しみください。

  • ペルー センフロカフェ農協(ブルボンロット)
    北部ノルテ地域に居をかまえる農協が、農家たちとつくりだす銘柄。品質の高い味わいを維持するため、積極的に農家への技術指導をおこなっています。
    【テイスティング評】
    ドライフルーツのようなフレーバー。まろやかな酸味とコク、バランスのとれた味わい。
    整然とならぶコーヒーの木。手作業で収穫をおこなっています
  • コロンビア ナリーニョ・オラムセレクション
    高品質なコーヒー産地・ナリーニョ県。環境保全に配慮したコーヒーづくりをおこなう輸出業者オラム社が、現地の小農家たちとつくりだしました。
    【テイスティング評】
    フローラルな風味。柑橘系の香りと酸味、ほどよいコクが特徴。
    高い標高と肥沃な土壌を有するナリーニョ県
  • メキシコ ウネカフェ生産者組合(SHGロット)
    南部オアハカ州。ウネカフェ生産者組合に属する小農家たちによる銘柄。伝統的な農法をまもり、手間ひまのかかる日よけの木のもとでコーヒーを栽培しています。
    【テイスティング評】
    やわらかな口当たり。はちみつのような甘み、柑橘系のきれいな酸味。後口にカカオのような風味を感じる。
    手間と時間をかけて、日よけの木のもとでコーヒーを栽培
  • ニカラグア プロデコープ生産者組合
    全体の約3割が女性生産者で構成される組合。標高1500m以上で育てられた完熟果実を手摘みで収穫。天日乾燥をもって、じっくり時間をかけて仕上げました。
    【テイスティング評】
    しっかりしたコクと甘み。シャープな苦味と明るい酸味。まろやかな口当たり。
    太陽の光にさらす天日乾燥で仕上げました
  • パプアニューギニア キガバー農園(ティピカロット)
    2代目農園主ビル・ガードナー氏。昔ながらの伝統農法をまもりながら、地域の品質を向上させるために、周辺の小農家への指導にも尽力しています。
    【テイスティング評】
    なめらかな口当たり。柑橘系のきれいな酸味と甘みを感じる。
    2代目農園主ビル・ガードナー氏(左)