2023年11月『手と手 Connection Plan』

コーヒーの「旧」と「新」を飲み比べる銘柄セット

『手と手 Connection Plan』 『手と手 Connection Plan』 『手と手 Connection Plan』 『手と手 Connection Plan』

旧と新、それぞれの考えによってつくられた味わいをお楽しみください

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2023年11月

「旧」と「新」とを飲み比べ

『手と手』にご参加いただくお客さまの支えがあって
わたしどもは、希少なコーヒーを手に入れることができています。

昔ながらの農法を守る人たちが手がけたコーヒーは、とくに
手に入りにくくなっています。
彼らのコーヒーづくりは、とにかく手間と時間がかかるからです。

みなさまからいただいたお力をもって、
このつくり手たちとの関係を深めていく。
時間をかけて出来上がったこの“つながり”を通して、
希少なコーヒーを追いかけていく。

これからも、この覚悟は変わりません。

ただ、一方で、近年、若いオーナーを中心に、
今までにない新しい農法に挑戦するものがあらわれてきました。

伝統が一番と考えるわたしどもではありますが、
彼らの挑戦心から生まれたコーヒーを口にして
うならされるケースもでてまいりました。

コーヒーの「旧」と「新」を表現する銘柄。
ふたつを前にして、どちらを高く評価するべきか、
はっきり判断できないでいます。

そこで今回、『手と手』にご参加いただくお客さまに
ご判断たまわりたいと考えました。

「旧」と「新」。
あなたは、どちらに軍配をあげるか、
ぜひ、ご意見をお聞かせください。

  • グァテマラ  パストーレス(SHBロット)
    100年以上の歴史をもつ精製所がつくりだす銘柄。なかでも、珈琲鑑定士が味わいを吟味して選びぬいた、最高規格の「SHBロット」をご用意。
    【テイスティング評】
    紅茶のような香り。華やかな酸味、まろやかで重厚感のあるコク。
    天日乾燥でていねいに仕上げました
  • ブラジル ハインニャ農園
    (イエローブルボンロット)
    1890年からつづく農園。コーヒー生産において、各ロットを区画にわけて管理することで、それぞれの味わいを最大限引きだす取り組みを行っています。
    【テイスティング評】
    ヘーゼルナッツの風味。フルーツのような明るい酸味。バランスのとれた味わい。
    歴史ある農園がつくるイエローブルボンロット
  • ブルンジ ドーレラバリミイ組合
    カヤンザ県に居をおく208名の小農家たちによる銘柄。ブルンジ特有の香り豊かな味わいを引きだし、過去2回“カップ オブ エクセレンス”に入賞。
    【テイスティング評】
    ラズベリー、グレープフルーツなど、さまざまな柑橘系のフルーツを感じさせる風味が魅力。あと口に残るのは、美しくもすっきりとした余韻。
    小農家たちが手仕事でつくりだす銘柄
  • ニカラグア ラグーナ農園
    (カツーラロット)
    45年以上の歴史をもつヴァジャダレス一家による銘柄。船積み前の精選においても欠点豆を手作業でとりのぞくなど、栽培から出荷まで管理を徹底しています。
    【テイスティング評】
    なめらかな口当たり。ワイン、ベリー系のフレーバー。カラメルのような上品な苦味と甘み。
    コーヒーづくりを長くつづけるヴァジャダレス一家
  • エチオピア グジ チルフィートセレクト
    同国で実力をもつ輸出業者「ファルコン社」が、小農家とつくりだす銘柄。コーヒー栽培が不安定なエチオピアで、高品質なコーヒーをつくりつづけています。
    【テイスティング評】
    紅茶のような香りと明るい酸味。さわやかで透明感のある味わい。
    小農家たちが天日乾燥で仕上げました