2024年5月『手と手 Connection Plan』
「新世界」の味わいを堪能する銘柄セット
2024年5月
「新世界」のコーヒーをご用意しました。
ワインの生産国は「旧世界」と「新世界(ニューワールド)」に分類されます。
「旧世界」とは、古くからワインを造っているヨーロッパの国々。
「新世界」とは、ヨーロッパ以外の国で、
ヨーロッパのブドウを使ってワインを造り始めた国や地域のことです。
コーヒーにも「新世界」と呼べる国があります。
この地の生産者の多くが、小規模での運営。
農家というほうがぴったりくる存在です。
コーヒーの実の収穫も、手仕事でおこなっているものがほとんど。
だからこそ、メジャー国のコーヒーを超えるものが
ぞくぞくと生みだされています。
これらのコーヒーは、「手と手」にご参加いただいている方だからこそ
おとどけできるものです。
「新世界」の生産者たちの実力、ぜひ、ご堪能ください。
土居珈琲 焙煎士
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北部ガケンケ郡チョコ地区。冷涼な気候をもつ標高約2000mでつくられる銘柄。農協に属する生産者たちが、手仕事でこの味わいを仕上げました。【テイスティング評】
まろやかな口当たり。りんご、紅茶のような風味。ほどよい柑橘系の酸味を感じる。ていねいな手仕事によってつくられる味わいです -
80年以上コーヒーをつくりつづけるグティエレス家による銘柄。なかでもQグレーダーとよばれる珈琲鑑定士が高く評価したロットをご用意。【テイスティング評】
柑橘系の香り、エキゾチックで厚みのある上品な味わい。コクもありマイルドさも兼ね備えている。グティエレス家が手間ひまをかけてつくりだす銘柄 -
セレベス島、南スラウェシ州の銘柄。標高1500mという霧がかったけわしい山岳地帯で、小農家たちが手作業でつくりだしました。【テイスティング評】
しっかりしたコク。アーシーと呼ばれる独特な風味とフルーツや柑橘系の酸味との調和が印象的。けわしい山岳地帯でコーヒーを栽培しています -
輸出業者「スカフィナ社」が、現地の小農家とともにつくりだす銘柄。天日乾燥工程において、定期的に撹拌させることで良質な味わいを生みだしています。【テイスティング評】
プラム、ライム、チェリーなどの複雑な風味。しっかりしたコクと苦み、オレンジのような酸味と甘み。手間ひまをかけて天日乾燥をおこなっています -
ペルー産の特徴である上質な“甘み”と“コク”をいかすために、小農家たちの銘柄を組みあわせて、新たなブレンドをつくりました。【テイスティング評】
フルーツ、ナッツなどの複雑なフレーバー。まろやかな酸味、ペルー産特有の上質な甘みとコク。手仕事でつくられる銘柄を贅沢に使用しました