2024年10月『手と手 Connection Plan』
「伝統」と「革新」を飲み比べる銘柄セット
2024年10月
「伝統」と「革新」を飲み比べ
今月の『手と手』は、お客さま待望の“対決シリーズ”です。
長い時間をとおして育まれた農法を守りながら
コーヒーづくりを行うものたちがいます。
伝統を守るものたちです。
もう一方で
若い世代を中心に、果敢に新しい農法に
挑戦するものたちがいます。
革新をになうものたちです。
今月の『手と手』では
まさにこのコーヒーの「伝統」と「革新」、
それぞれを代表する銘柄をご用意できました。
どちらの銘柄に軍配をあげるか。
ぜひ、ご意見をお聞かせください。
土居珈琲 焙煎士
-
6世代つづく歴史ある農園。ふたつの火山にはさまれた肥沃な土壌と寒暖差のはげしい土地で現オーナー アンドレス・ファーセン氏が手がけた銘柄。【テイスティング評】
すっきりとした酸味とミルクキャラメルのようなやさしい甘み。透明感のある後味が心地よい。革新
6代目オーナー アンドレス・ファーセン氏 -
南部オアハカ州で1999年に設立した組合。小農家たちが現地で伝統的に行われてきた農法をもって、独特な風味をもつコーヒーに仕上げました。【テイスティング評】
はちみつのような甘み、柑橘系のきれいな酸味。後口にカカオのような風味を感じる。伝統
小農家たちが手仕事でつくりだす銘柄 -
山岳地帯で肥沃な土壌を有するミナス・ジェライス州の銘柄。現地の伝統農法でつくられる銘柄のなかでも、輸出業者オラム社が厳選しました。【テイスティング評】
ナッツのようなこうばしい香り。シトラス系のさわやかな風味。やさしい口当たり。伝統
コーヒーづくりに恵まれた環境をもつミナス・ジェライス州 -
2013年設立された協同組合。イジュヴィ島に居をかまえる女性生産者たちによる銘柄。手仕事で育てた完熟果実を、天日乾燥でじっくり仕上げました。【テイスティング評】
はなやかな風味、柑橘系の酸味。キャラメル、ブラウンシュガーのような甘み。クリーンな後味。革新
イジュヴィ島の女性生産者たちがつくりだす銘柄 -
1978年からつづく歴史ある農園。コーヒーの木の剪定や除草の手入れを定期的に行い、ていねいに育てられた完熟果実を手摘みで収穫しています。【テイスティング評】
フローラル、りんごのような香り。甘みをともなった複雑な酸味、上質な苦味とコクを感じる。伝統
ていねいに育てられた完熟果実