



2025年8月
おまたせしました。さらなる“小さな農園”の銘柄が、
わたしどものもとに届きました。
小さな規模でコーヒーづくりを行うものたち。
彼らは時間をかけることができます。
ただ、生産量を追うことができません。
そのため、単体では輸出単位に満たないという問題を抱えていました。
近年になって、同じ志をもつもの同士が力を合わせ、
“協同組合”という形をとることで、
この問題をクリアできるようになりました。
ひとつひとつの“農家”というほうが
しっくりくる規模のつくり手が手がけたものです。
お客さま人気の高い“小さな農園”シリーズのなかでも
さらに小規模でつくられた銘柄。
長い期間お取引いただく『手と手』ご参加のお客さまからの
ご支援があってはじめてお届けできるようになった
香りと味わいが、ここにあります。
土居珈琲 焙煎士
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肥沃な土壌と水資源を有する組合の銘柄。所属する各農家たちがつくりだしたなかでも、「甘み」に特徴をもつロットだけを厳選しました。【テイスティング評】
カラメルのような香りとコク。しっとりとした口当たり。後味に心地よい渋みと甘みがひろがる。「甘み」に特徴をもつロットを厳選 -
50年以上つづく組合の銘柄。約1000名の農家たちがつくる完熟果実を、半月もの時間をかけて天日乾燥で仕上げました。【テイスティング評】
華やかなフレーバー、フルボディ。ビターチョコレートのような心地よい甘みと上品な味わい。半月もの期間、撹拌を繰り返しながら行う天日乾燥 -
北部ヒノテガ県に位置する家族運営の農園。手間ひまのかかる日よけの木を植えて栽培。彼ら独自の発酵手法をもって豊かな味わいをつくりだしました。【テイスティング評】
キャラメルのような香ばしさと甘み。フルボディ。ベリー、シトラス系の酸味、なめらかな口当たり。手間のかかる日よけの木を植えて栽培 -
セレベス島、南スラウェシ州の銘柄。標高1500mという霧がかったけわしい山岳地帯で小農家たちが手作業でつくりだしました。【テイスティング評】
しっかりしたコク。アーシーと呼ばれる独特な風味とフルーツや柑橘系の酸味との調和が印象的。標高1500mで小農家たちがつくりだす銘柄 -
ナリーニョ県ヤクアンケルでつくられる銘柄。標高約2000mで栽培。輸出業者アサール社が小農家たちとともに手仕事で仕上げました。【テイスティング評】
なめらかな口当たり。フルボディ、レーズンのような風味と酸味。キャラメル、黒糖などの甘み。標高約2000mで育てた完熟果実を手摘みで収穫