



2025年10月
対決シリーズ 単一農園 VS 協同組合
銘柄の実力は、たたかいのなかで磨かれていくものです。
単一農園の銘柄の魅力。
それは、産地特有の気候・土壌・標高といった自然条件に、
つくり手の考えが加わることでつくりだされる個性が、
鮮明に表現されていることにあります。
協同組合の銘柄は、複数の農家の銘柄が組み合わされます。
指揮をふるうブレンダー(調合師)が、より完成度の高い香りと
味わいを目指して組み合わせることで、魅力はつくりだされます。
「個性を際立たせた」単一農園と、「完成度を追求した」協同組合。
ふたつの異なる考えによってつくりだされた銘柄。
その評価の軍配は、どちらにあがるか。
お客さま人気の高い対決シリーズ。
焙煎釜の前に立ちながら、『手と手』ご参加のお客さまからいただく
ご評価を心待ちにしております。
土居珈琲 焙煎士
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標高1800mに位置する精製所を運営する組合の銘柄。肥沃な火山性の土をもつ環境で、現地の小農家たちが手仕事でつくりだしました。【テイスティング評】
柑橘系の明るい酸味。ブラウンシュガーのような甘み。しっかりとした飲み心地を感じる。協同
組合小農家たちの丁寧な手仕事がつくりだす銘柄 -
ウィラ県南部サン・アグスティン村に位置する3つの組合による銘柄。なかでも、この地特有の重厚感と甘みを有するものを厳選しました。【テイスティング評】
カラメル、フルーツなどの香り。明るくきれいな酸味。重厚感のあるコクと甘み。協同
組合3つの組合と周辺農家のコーヒーを厳選しました -
1940年からつづく歴史ある農園。7品種のコーヒー栽培をてがけ、近年の品評会において入賞実績を獲得。今回、カツーラ種のロットをご用意。【テイスティング評】
しっかりとしたコク、きれいな酸味。やわらかい口当たり。シロップ、チョコレートのような甘み。単一
農園7品種をてがける歴史ある農園の銘柄 -
2代目農園主アンジェリカ・オソリオ氏。年3回の土壌改善、30日間の乾燥工程など、彼女の丁寧な仕事がこの複雑な味わいをつくりだしました。【テイスティング評】
なめらかな口当たり。ベリー、チェリーなどの複雑な風味、ダークチョコレートのようなビターな苦み。単一
農園2代目農園主アンジェリカ・オソリオ氏 -
ブラジルまで赴きコーヒー生産技術を学ぶ、農園主セルヒオ・ノエ・オルテス氏。品評会1位を目標にかかげ、日々コーヒーづくりに尽力しています。【テイスティング評】
シトラス、ジャスミンなどの風味。透明感のある味わい。長くつづく甘みの余韻が印象的。単一
農園農園主セルヒオ・ノエ・オルテス氏