2025年11月「手と手 Connection Plan」
王道の中の王道を、お届けします。
ブラジル、グァテマラ、タンザニア。
長きにわたり、コーヒー栽培を手がけてきた国々です。
近年の栽培・精製の技術の進化に
彼らが積み重ねてきた経験が加わることで
より洗練された香りと味わいを有するようになりました。
今月は“ブランド”と言える国で、長くコーヒー栽培をつづける
つくり手の銘柄を中心にご用意しました。
中には、100年以上の歴史を有する農園もあります。
“王道の中の王道”と言えるこの香りと味わいは
『手と手』ご参加のお客さまだけがお楽しみいただけるものです。
ぜひ、ご堪能ください。
土居珈琲 焙煎士
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タンザニア シャー農園1920年代に設立。水資源と火山性の肥沃な土を有するンゴロンゴロ地区の銘柄。手摘みで収穫した完熟果実を天日乾燥で仕上げています。【テイスティング評】
ベリー、シトラス、ヘーゼルナッツなどの複雑な風味。明るい酸味。味わいの余韻が長くつづく。
アフリカンベッドによる天日乾燥で仕上げています -
コスタリカ ガンボア農園80年以上つづく家族運営の農園。上品な酸味と香りを生みだすことで知られるタラス地区で、グティエレス家が手仕事にこだわって栽培しています。【テイスティング評】
柑橘系の香り、エキゾチックで厚みのある上品な味わい。コクもありマイルドさも兼ね備えている。
グティエレス家が手間ひまをかけてつくる銘柄 -
ブラジル カケンジ農園1811年からつづく農園。標高約1500mの高地で栽培。ブラジルの農園では珍しい、手摘み収穫を行ってコーヒーを仕上げています。【テイスティング評】
オレンジ系のさわやかさが特徴。ハチミツのような甘み、明るい酸味。しっかりとした口当たり。
標高約1500mの高地でコーヒーを栽培 -
グァテマラ エル・レガロ農園78歳を迎えた農園主フランシスコ・マルティネス氏が現役でコーヒーを生産。栽培環境の改善を重ね、高品質な銘柄をつくりつづけています。【テイスティング評】
スパイス、ピーチなどの果実系の風味。なめらかな口当たり。ブラウンシュガーのような甘み。
農園主フランシスコ・マルティネス氏 -
ウガンダ ブコンゾ協同組合1999年設立。カセセ地区に位置する協同組合。コーヒー生産に必要な設備と知識を整え、手仕事による高品質な銘柄をつくりだしています。【テイスティング評】
フルーティな甘み、明るい酸味。しっかりしたコクと透明感のある後味。
現地の生産者が手仕事でつくりだす銘柄