小さな焙煎 土居珈琲

土居陽介の『お客さまに会いに行きました』

コーヒーをお客さまが楽しむ時間、そして共に過ごす毎日。そこには、そのお客さまだけの「物語」があります。

「届いたコーヒーの香りがぜんぜん違う。お母さんもびっくりして。」

今回は、山崎さまご家族からお話をお聞かせいただきました
今回は、山崎さまご家族からお話をお聞かせいただきました

第十三回

山崎 智子さま(兵庫県)
(2022/05 取材)

- 本日は神戸にお住まいの山崎美代子さま・智子さまご家族のご自宅に訪問させていただきました。

お父さまの写真のイメージが強かったことです。

山崎さまからいただいたご縁は、5年以上になります。最初にご購入いただいたきっかけは、何だったのでしょうか?

それまでにコーヒーには興味がありました。ですから、出掛けたら買ってはいた。でも、どこのコーヒーを買ってもリピートにはならなかったんです。

土居さんのコーヒーを購入したきっかけは、お父さまの写真のイメージが強かったこと。すごい真剣に焙煎されている顔を見て、それで買ってみようかと思って。届いたコーヒーの香りがぜんぜん違う。お母さんもびっくりして。ご近所にもコーヒー好きな方がおられて、新しいコーヒーが届くと、その方にもおすそ分けしています。

ご自宅ではケメックスのコーヒーメーカーをご使用でした
ご自宅ではケメックスのコーヒーメーカーをご使用でした

冷めてもおいしい。

ほかの方が言っているように、たしかに冷めてもおいしい。喫茶店とかのコーヒーは冷めると苦みだけが残る。途中で、もういいかなって思ってしまう。

智子さまは、昔からコーヒーを楽しまれていたのでしょうか?

最初は紅茶派だったんです。旅行が好きで、姉とよく海外へ行っていたんですが、そこで喫茶店とか行ってからです。

大学時代は、カフェといっても近くに1軒ぐらいしかない時代。でも、海外に行けばすごくおしゃれなカフェがあった。留学してニュージーランドに行ったのですが、そこでもカフェ文化が、とても身近だった。

美代子さまは、どうでしょうか?

もともとは、紅茶を飲んでいたのですが、娘がコーヒーをいれてくれるようになってから、毎日1杯は必ず飲むようになりました。おかげで外では、コーヒーを飲めなくなりました。本当に香りが違う。

手入れの行き届いた素敵な庭があるご自宅でした
手入れの行き届いた素敵な庭があるご自宅でした

伸び伸びできる気がします。

おふたりとも仲がとても良くて、うらやましい。

わたしが干渉しないからかな。だって、いくらわたしの子でも、違う人間だから。わたしが無理に道をつくっても責任を持てない。その人の人生。自分の子どもだから変なところに行かないという自信も多少はありました。

“やりたいとことはやればいい”そう言ってたら、大学出るなり、ニュージーランドへ行ってしまった。

智子さまは、英会話はどうやって身につけたのですか?

神戸の英会話学校に通って、まず、外国人慣れをしました。聞こえないと、しゃべれないということがわかったので。ニュージーランドはイギリス英語だから聞き取りやすかった。

海外の魅力はどういったところでしょうか?

向こうの方は本当に人の目を気にしない。伸び伸びできる気がします。日本は、なんかちょっと堅苦しい。

素敵なご家族にお会いできて、ほんとうに楽しかったです。 今日は、ありがとうございました。

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