小さな焙煎 土居珈琲

土居陽介の『お客さまに会いに行きました』

コーヒーをお客さまが楽しむ時間、そして共に過ごす毎日。そこには、そのお客さまだけの「物語」があります。

今回の「お客さまに会いに行きました」は、長岡 千津代さまにご登場いただきました
今回の「お客さまに会いに行きました」は、長岡 千津代さまにご登場いただきました

第十六回

長岡 千津代さま(兵庫県)

箱を開けたら、すごく幸せな気持ちになります。

長岡さまには、2010年頃からご愛顧いただいています。試してみようとお考えいただいたきっかけをお教えいただけますか?

40年ぐらい前、29歳ぐらいの時に初めてコーヒーを飲みました。それまで“コーヒーは苦手”という自分の思い込みがあって。

そのときに神戸の元町を歩いていたらすごくいい香りがしてきた。それがコーヒー専門店からだった。その店に一人で入って飲んだコーヒーのおいしさにびっくりしました。それからコーヒーがすごく好きになって、神戸の有名なコーヒー豆を買って、家でいれていたけど… なんかちょっとちがうなと。そのときに、土居珈琲さんを見つけました。

うれしいことです。

“こだわったコーヒー豆を仕入れています”といったことが書かれていた。「試してみよう」と思って何個か注文してみたんです。そしたらすごくおいしくて。まず、香りがいい。ちょっと冷めてからも、おいしくてびっくりしました。「何だ、これは!?」みたいな(笑)それからもう大ファン。

うれしいです。長岡さまのなかで、いちばん満足している点はどこでしょうか?

焙煎してもらった次の日に届く。それが感激。もう入っている箱から、コーヒーの香りがしていて、すごいなと思いました。箱を開けたら、すごく幸せな気持ちになります。

家族も土居さんのコーヒーが大好きで、娘は、「食事の後、どこかでお茶しようか」って言うと、「家でいれたコーヒーのほうがいい」と言います。私がいれるとおいしいって言ってくれて、いつもコーヒーが届くと、家族みんなが家に集まってきます。

そういう言葉を聞くとすごくうれしくて。

長岡さまにコーヒーを作っていただきました。お湯を注ぐと部屋中に香りが広がりました
長岡さまにコーヒーを作っていただきました。お湯を注ぐと部屋中に香りが広がりました

「とにかく、なんでも楽しむことですよ」。

長岡さまは、現在70歳ということですがお若いですよね。何か秘けつをお持ちなのでしょうか?

ジム、行っています(笑)。あと、自分で甘酒を作って朝は飲んでいます。仕事に行く前にはスムージーにプロテイン、コーヒーを飲んでいますね。

あと、色々なことに興味を持つことですかね。なんでもスルーするのではなくて、「どういうことなんかな」、「あっ…面白いな」そういうイメージとかひらめきとか。どこへ行っても「なるほど…これはこうなんだ」とか、「こういうとこは注意しないといけないな」とか、「これはすごくいい勉強になるな」とか、いつでも何かずっと考えている。

そうしていると、考え方もポジティブになる。元気だと、いい方向になんでも考えますよね。「どこかに行きたいな」とかも思いますしね。

若い時からですか?

結婚する前まで、私、何もできなかったんです。結婚した時に1年間毎日365日違う料理を作った。料理を練習しようと思って。だから、興味を持つと没頭してしまう。楽しむことですよね。なんか新しいことをするのって楽しいじゃないですか。

そうですね。

旅行に行って違う景色見たら「ああ、いいな」って思うのと一緒。今までの概念と違うことをしたら、新しい発見がある。とにかくなんでも楽しむことですよ。

何事にも全力で楽しむ長岡さまの趣味について、お話をお聞かせていただきました
何事にも全力で楽しむ長岡さまの趣味について、お話をお聞かせいただきました

オーガニックコーヒーでおいしいのを。

わたくしどものコーヒーで、もっとここが良くなればいいのにという点はありますか?

オーガニックコーヒーでおいしいのを出してくれるとうれしいかな。

コーヒーという植物はかなり栄養分を必要とする植物。そのため多くの肥料を必要とします。オーガニックで育てましたというコーヒーを焙煎しても、味が細いということが多くて。

高くってもいいので、美味しいものを見つけ出してください。

ありがとうございます。今後の宿題にさせてください。

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