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doicoffee

Q&A

ANSWERS

Q1本当においしいんですか?

必ずしも、すべての方に「おいしい」と評価されているわけではありません。
わたしどもが、コーヒーづくりの現場で追求していることは「正しさ」です。
そのことから、以下のことをお客さまとのお約束としております。

生豆は、そのときの最上の品質のものを採用する。
焙煎の鮮度を、新しい状態でお届けする。
一品一品、手仕事でつくっていく。

ただ、この考えが絶対であるとは考えておりません。
また、大多数の方においしいと評価いただけるコーヒーを
つくることを目指してもいません。
それを求めると、平均的な味づくりに向かうからです。

わたしどもは、自分たちの考えに賛同いただき、支持いただく特定の方に対して、
自分たちが持てる全力を尽くしてコーヒーをつくることを信条としています。

Q2焙煎の鮮度はどうなっていますか?

すべてのコーヒーを焙煎した当日に出荷します。
ただ、わたしどもは大量に焙煎し在庫したものを
お出ししませんし、外部に委託もいたしておりません。

ひとつひとつのコーヒーを
『小さな焙煎』でおつくりするため
一日にお受けする注文数に上限をもうけております。

お届けまでにお時間をいただく場合があることを
ご了承ください。

Q3おいしくなかったら返品できますか?

お客さまのご都合による返品はお受けしておりません。

返品ありきでご注文をいただいても、双方ともに良い取引にならないと考えているからです。わたしどもは、お客さまとの関係性をたいせつにしながら、長く取引いただけることを目指しております。そうしたことから、お客さまご都合による返品はお受けしておりません。

Q4ハンドピックとはなんですか?

不良豆を手しごとでとりのぞく作業をさします。
良質なコーヒー豆のなかに、数%の割合で不良豆がふくまれます。
わたしどもが扱う豆は、高品質なものですので便宜上、“不良豆”と呼んでいますが、通常では、ふつうに使用されるものです。

不良豆をとりのぞくことは、手間もかかりますがコストも割高になることから、通常はとりいれたくない作業です。 実際、マスコミの取材の方が来社されたとき、わたしどもがハンドピックをしている風景を見て、「こんな手間のかかること、いつもしているのですか!?」と驚いていました。

どれだけ手間がかかっても、わたしどもが「ハンドピック」をやめることはありません。良質な豆だけを厳選していくことでコーヒーの味は、より磨かれていくことを知っているからです。

Q4 ハンドピックとはなんですか?

Q5店頭で買えますか?

可能です。
ただし、お引取りご希望日の前営業日16:00までに、お電話ください。

わたしどもは、生豆のまま保存しており、焙煎後のコーヒーを在庫しておりません。
当日にご予約なく来社いただいても、お渡しできるコーヒーがございません。
お引取り希望日当日に焙煎いたしますので、お引取りは営業日の15:00以降にお願いしております。より焙煎鮮度の新しいコーヒーをお渡しさせていただいております。

(例)7/10にお引き取りをご希望の場合

~ 7 / 9

ご希望日前日まで

前日の16:00までに
お電話ください

7 / 10

お引取りご希望日

15:00以降に来社いただき、
コーヒーをお引取りください。

Q6大量に購入したら、ディスカウントしてくれますか?

すべて、定価での販売をお願いしております。
いわゆる、業務卸価格というものをご用意しておりません。

従来のコーヒー会社の考え方は、できるだけ多くのコーヒーをつくり、販売することをよしとするものでした。そのためには、いつ来るかわからない不特定多数の方に向けて大量のコーヒーをつくることが当たり前となっていきました。
わたしどもは、この当たり前に背をむけてコーヒーをおつくりしています。

そのため、わたしどもはカフェの併設もしておりません。業務用のコーヒーもおつくりしておりません。わたしどもは、つくることに特化して運営しております。

Q8同じ銘柄でも送ってもらったタイミングで味のちがいを感じるときがあるのですが、どうしてですか。

コーヒーは同じ農園のものでも、収穫された年度やロットのちがいによって味が変わるからです。
わたしどもが採用しているコーヒー豆は、大量生産を目的としてつくるものではありません。つくり手が、昔ながらの伝統農法をまもりながら、手間と時間かけてつくっている特別なロットのものです。

「いつでも、どこで飲んでも同じ味」を求めていません。そのときの最上の味わいに重点をおいて買い付けているため、味のちがいをお感じいただくことがあります。 ただ、ちがいこそを楽しんでいただきたいと考えております。

Q7『OVER BLEND』を、常に届けて欲しいのですが。

『OVER BLEND』は、予定数だけをおつくりし、売り切れ次第終了とさせていただいております。常におつくりはしておりません。
創業者 土居博司の残した配合のレシピをもとにして、その時にしかつくりえないブレンドコーヒーをつくることに挑戦するのが、『OVER BLEND』です。

「アフターミックス手法」にて手間と時間をかけてつくりだす一回限りの味わいは、再現性がございません。
おつくりできる量は、限定となるため、 既存のお客さまから先行予約にてご注文をうけたまわっております。おかげさまで、一般販売するまでに、売り切れてしまうことも多々ございます。

Q8 『OVER BLEND』を、常に届けて欲しいのですが。

Q9送料を無料にしてほしいのですが。

お客さまにお届けする送料は、かならずコストとしてかかっております。

表面上、「送料無料」とうたったとしても、かならず計上しなくてはなりません。
そうなると、生豆のコストを下げるということになりかねません。
お客さまに対して、つくり手のうそはつかないというのが、わたしどもの信条です。
そうしたことから、お届けにかかるすべての送料は、お客さまより頂戴する形をとらせていただいております。

Q10価格が高くなっていませんか?

わたしどもは、原産国の農園から提示された価格に対して、値引き交渉は一切しておりません。
そのことで、昔からつづいている伝統的農法と現地の人の技術を守りたいと考えているからです。
また、品質の高いコーヒーは、世界中で取り合いになっているという現実もあります。
売れやすい価格を提示して量を売ることも目標としていないため、価格が高いとお感じいただくこともあるかもしれません。

Q11『小さな焙煎』とは何ですか?

小さな焙煎釜をつかって、時間と手間をかけて焙煎するわたしどものコーヒーづくりの形です。

いままで、わたしどもの業界では、大量にコーヒーをつくることを目指すことが“当たり前”とされてきました。そのためには、大型の焙煎機が必要となります。大きければ大きい、一回の焙煎で、多くのコーヒー豆ができあがるからです。

わたしどもは、この“当たり前”に背を向けることにしました。
量ではなく質にこだわると決めたからです。

ご注文のコーヒーは、一品一品、時間と火加減を調節しながら焙煎していく。
それは、小さな焙煎釜でしかできないことでした。
もちろん、手間と時間はかかります。一日にそれほど多くのコーヒー豆を焙煎することもできません。

しかし、わたしどもは、創業者 土居博司が生み出した、『小さな焙煎』によるコーヒーづくりを、守りつづけていくと決めました。

Q8 『小さな焙煎』とは何ですか?

Q12焙煎してから40日以上経っても飲めますか?

お楽しみいただけます。
ただ、だからといって、在庫することありきで大量にご注文はしないでください。

今までのコーヒーは、いつ焙煎されたのかがわかりませんでした。
わたしどもは、焙煎の鮮度をたいせつに考えるため、コーヒーに焙煎日を明記しております。

仮に、世界一のコーヒー豆があったとしても焙煎してから一定期間が経過すれば、香りと味も弱くなっていきます。
このため、わたしどもは、コーヒーは焙煎してから40日以内でお楽しみいただくことをおすすめしております。

こんな面倒なことを言わずに、大量に購入していただいたほうが、価格もディスカウントすることは重々承知しています。
ただ、それでは、焙煎してから日数の経過したコーヒーをお飲みいただくことになりかねないと思うのです。それは、わたくしどもが求めることでありません。

Q13受け取り拒否について

わたしどもがとても残念に思うことは、つくったコーヒーが封をあけられることもなく、戻ってくることです。一生懸命つくったコーヒーを、なんの問題もないのに処分することは、つくり手として断腸の思いです。

そうしたことから、ご注文商品に対して、理由なく受け取り拒否いただいた場合、次回からのご注文は、お断りさせていただいております。

Q14 受け取り拒否について

Q14焙煎とは何ですか?

コーヒーは、生豆の状態ではお楽しみいただくことができません。
焙煎という熱加工処理をおこなって、はじめてコーヒーとして飲める状態になります。

生豆の魅力を最大限に引き出す技法、それが焙煎です。

同じコーヒーでも使う釜が違えば、表現される味わいも変わります。
わたしどもは、その人だけのためにつくるオートクチュールの服のように、一回一回、その方の注文に対して、焙煎させていただいております。

Q15 焙煎とは何ですか?

Q15自分の味覚がテイスティング評と違うのですが、おかしいのでしょうか?

おかしくありません。
コーヒーの品評会では、国の異なるコーヒー鑑定士が参加し、その銘柄の味わいを評価してきます。
鑑定士によって、その評価や点数は大きくわかれます。同じ評価になるということは、まずありません。それぞれの国には異なる食文化があるからです。

もちろん、個人の嗜好のちがいもあります。
わたしどもは、判断材料のひとつとして、テイスティング評を書いておりますが、あくまでも基準のひとつとしてお考えください。

Q16焙煎度合いとは何ですか?

コーヒーの焙煎度合いは、浅煎りから深煎りまで7段階あります。
「シナモン」「ミディアム」「ハイ」「シティ」「フルシティ」「フレンチ」「イタリアン」です。

「シナモン」「ミディアム」ローストは、実験的なもので普段お飲みいただくのには、難しい焙煎度合いです。お楽しみいただける焙煎度合いとして「ハイ」ローストから「イタリアン」ローストまでをご用意しています。

浅煎りから深煎りまで、すべての焙煎度合いに対応できる豆もあれば、そうでないものもあります。
浅煎りで仕上げれば特徴的な味わいを楽しめるが、深煎りではその魅力が消えてしまうという豆もあります。その逆もあります。

このため、豆によっては、お選びいただける焙煎度合いに制限をもうけております。
つくり手としてゆずれない点です。

Q17焙煎度合いを選べるようにしているのは、どうしてですか?

その銘柄のもつ可能性をお楽しみいただきたいからです。

従来、焙煎度合いはお選びいただけませんでした。
大量に焙煎したものを出荷することが当たり前だったからです。

わたしどもは、その都度焙煎しておりますので、お客さまのご要望におこたえする形で焙煎度合いをお選びいただけます。
同じコーヒーでも、深煎りと浅煎りで変えたときに、楽しめる魅力が変わることがあります。これもコーヒーの面白さのひとつだと考えております。

Q18 焙煎度合いの選べるようにしているのは、どうしてですか?

Q18ギフトにおすすめの銘柄はありますか?

「ギフトセット」をご用意しております。

コーヒーの味わいは、「甘み」「酸味」「苦味」の3つに大きく分類することができます。
この味わいをそれぞれ楽しんでいただけるよう、コーヒーをお選びしております。

このなかで、「酸味」は、敬遠されやすい味わいです。
ただ、多くの方が「酸味」と考えているものは、焙煎してから時間が経過して、成分劣化したため発生したものです。

クオリティが高く、焙煎鮮度があたらしい状態でたのしめるコーヒーの「酸味」は、柑橘系の果実を感じさせる爽快感のあるものです。
「自分は酸味が苦手だと思っていたが、勘違いだった」という声をお客さまからいただくことはよくあります。
たいせつな方にお贈りする品として、お迷いの際は、ぜひご検討ください。

Q19生豆のままほしいのですが。

コーヒーは、生豆を焙煎して、はじめて飲めるものです。
「生豆の状態でお客さまにお渡しするのは、焙煎をするものとして無責任である」
これは創業者 土居博司が常々言っていたことでした。
父は、職人としての「責任」をなにより重要視して仕事をしておりました。
彼の考えを継承した者として、生豆の状態での販売はお断りしております。

Q20生豆にも鮮度はあるのですか?

あります。
コーヒー豆は収穫されてから、届くまでに精製という工程を必要とします。
くわえて、日本に届くまでの輸送に時間がかかります。

収穫時期は国によってちがいます。
つくり手によって状況も異なります。

このなかでわたしどもは、できるだけ収穫されてからの鮮度が新しい状態の生豆を選ぶようにしています。

Q21生豆の保存はどのようにしているのですか?

届いた生豆は「リーファーコンテナ」と呼ばれる低温倉庫に保管しています。
生豆の品質をより長く維持するためです。

Q22コーヒーの残留農薬の可能性について教えて下さい。

コーヒーを愛飲する方にとって、
生豆における農薬問題は、大きな関心事であると思います。

日本で販売される食品は、食品衛生法に基づき、
農薬の残留基準が厳格に定められています。

海外から輸入される生豆も例外ではありません。
輸入時に厚生労働省の検疫所管理下のもと、モニタリング検査が実施されます。

この検査において、基準値を超える農薬が検出された場合、
その生豆は国内への輸入が許可されません。

食品衛生法に基づき、輸出国への積み戻しや廃棄等の措置が講じられます。
これにより、基準を満たした安全な生豆のみが国内に流通する仕組みとなっています。

Q23「Made By Hand」は、どうして都度販売している銘柄より高くなるのですか?

「Made By Hand」は焙煎釜から出した直後のコーヒーを、
ひとつひとつ手作業で計量し、専用のバッグに詰め、
焙煎日を明記したシールを貼らせていただいております。

外部工場に委託せず、あえて当社の工房内で作業を行っているのは、
焙煎直後の香りと味をそのまま閉じ込めるためです。

手作業で丁寧に仕上げるため、一般的な100g販売商品と比べると
数倍の時間と人手がかかります。

また、ドリップバッグ専用のフィルターや個包装資材も必要となるため、
どうしても単価が上がってしまいます。

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