2025年10月『手と手 Connection Plan』
対決シリーズ
単一農園 VS 協同組合
銘柄の実力は、たたかいのなかで磨かれていくものです。
単一農園の銘柄の魅力。それは、産地特有の気候・土壌・標高といった自然条件に、つくり手の考えが加わることでつくりだされる個性が、鮮明に表現されていることにあります。
協同組合の銘柄は、複数の農家の銘柄が組み合わされます。指揮をふるうブレンダー(調合師)が、より完成度の高い香りと味わいを目指して組み合わせることで、魅力はつくりだされます。
「個性を際立たせた」単一農園と、「完成度を追求した」協同組合。
ふたつの異なる考えによってつくりだされた銘柄。その評価の軍配は、どちらにあがるか。
お客さま人気の高い対決シリーズ。 焙煎釜の前に立ちながら、『手と手』ご参加のお客さまからいただくご評価を心待ちにしております。
土居珈琲 焙煎士
「単一農園」と「組合」を飲み比べる銘柄セット
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組合
1.ブルンジ ジコブコ協同組合焙煎度合い:フルシティロースト柑橘系の明るい酸味。ブラウンシュガーのような甘み。しっかりとした飲み心地を感じる。 -
組合
2.コロンビア ウィラ県コーヒー生産者農協焙煎度合い:シティローストカラメル、フルーツなどの香り。明るくきれいな酸味。重厚感のあるコクと甘み。 -
単一
3.パナマ ハートマン農園焙煎度合い:シティローストしっかりとしたコク、きれいな酸味。やわらかい口当たり。シロップ、チョコレートのような甘み。 -
単一
4.ホンジュラス ラ・ピラ農園焙煎度合い:シティローストなめらかな口当たり。ベリー、チェリーなどの複雑な風味、ダークチョコレートのようなビターな苦み。 -
単一
5.ニカラグア カサブランカ農園焙煎度合い:シティローストシトラス、ジャスミンなどの風味。透明感のある味わい。長くつづく甘みの余韻が印象的。