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「新豆」は、やっかいな存在です。

生豆は、ふたつに分けることができます。

その年に収穫された「新豆(ニュークロップ)」、
収穫から一年以上が経過した「古豆(オールドクロップ)」です。

コーヒー豆の種類によって収穫時期は異なりますが、
原則として収穫は一年に一度です。

わたしどもは、収穫したての新豆を買い付けています。
豆の中に含まれる水分量が多いからです。
この水分の中に、コーヒーのおいしさを形づくる成分が多く含まれています。

届いた生豆は、低温倉庫で保管し、水分量の減少スピードを
できるだけ抑えるようにしています。
それでも、時間の経過とともに水分は少しずつ失われていきます。

そのため、わたしどもは必要分しか生豆の仕入れをしておりません。
生豆の鮮度が高いうちに焙煎し、お届けしたいからです。

ただ“新豆”は、焙煎するものからすると、なかなかやっかいな存在です。
水分量が多い状態の生豆は、焙煎の調整が難しくなるからです。

一釜ごとに火加減や時間を、より細かく見極める必要があります。
これは、人間にしかできない仕事です。

コーヒー製造にも、どんどん機械やAIが導入されようとしています。
そのほうが便利ですから。

でも、わたしどもは、手仕事にこだわりつづけたいと考えています。


追伸:1月の『手と手』は、収穫後まもない鮮度の高い銘柄を中心に
ご用意しました。

収穫されたばかりの豆だけがもつ力強さを感じていただければうれしいです。


2026年1月「手と手 Connection Plan」詳細はこちら>>