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近年、農園オーナーの代替わりが加速しています。

彼らは、欧米で農業に関する専門知識を学んだ経験をもちます。
そのことから、コーヒー栽培について先代より深い知識を備えていることが多い。

このことに加えて感心させられるのは、彼らがもつ決断力。

コーヒーの樹には寿命があります。
古くなった木からは、良質なコーヒーの実は生まれません。
どこかの段階で古木を切り落とし、新しい苗木に植え替える必要が出てきます。




ただ、収穫できるようになるまでに、最低でも三年の月日を必要とします。
その間、収益は見込めません。

多くのオーナーがこの事態を前に決断をちゅうちょし、
先送りするのが“当たり前”でした。




しかし、近年の若いオーナーたちは、この“当たり前”にあらがい
勇気をもって、新しい木へ植え替えています。

今までの延長線上にとどまっていては、自分が理想とするコーヒーが
いつまでたってもつくれないと考えるからです。

こうした状況もあって、今月の『手と手』は、それぞれの産地の
若い世代が生み出した銘柄を中心にお選びすることとしました。

彼らにふれることで、物事にちゅうちょする自分を
奮い立たせたかったのかもしれません。

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